露点計測のおはなし

<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 露点計測の古典的名著は? | main | 露点計 初期点検の重要性 >>

露点計の現場での点検法 「イスズ式露点計」Dewcup(デューカップ)の凄いところ

「露点計測のおはなし」、計測記事担当の、Konです

機器の取り扱いが好きで、楽しみながらマニュアルを読めるのが、ただ一つの特技です(笑)

 

******************************************************

 

現場でいつも思うのですが、電気的に作動する露点計が、正しい指示をしているかどうかは、全く解りません

 

電気式の露点計は便利ですが、最大の欠点は、とんでもない値を出しても、真偽のほどを、その場で確かめることは出来ないのです

 

 

まずは、弊社のマニュアルにも載っている、現場で出来る簡単なテストから見てみましょう

 

 

<正しく動作しているかを知るための簡単な現場テスト>

計器全体の動作をチェックするためには、他の基準に対して計器の読み取り値を比較することが必要です

 

精密なチェックは特別な校正装置を使ってしか行うことが出来ません

 

しかしながら、計器の読みがまともであるかどうかを決めるため、簡単な現場テストを行うことは出来ます。

 

  1. 大気の露点でチェックして下さい
  2. センサーを手のひらで掴んで下さい。読み値は+20℃位まで急速に変わります
  3. センサーにセンサーキャップをはめてください。読み値はマイナスの方向へ変わります
  4. センサーをブロック叉はそれに変わる容器に入れ乾燥したボンベガスを通すと指示は急速にマイナスの方向へ変わります。典型的な市販ガスの露点は次の通りです

                 工業用N2              −60〜−65℃

                 低露点N2              −70℃以下

 

  1. d)の代わりに乾燥剤を使用しテストすることも可能です。最良の状態にある乾燥剤は、少量の密閉空気中で平衡すると次の露点が得られます。

                シリカゲル                 −25〜−40℃DP

                活性アルミナ               −50〜−75℃DP

                モリキュラシーブ(4A)      −70〜−75℃DP

 

以上のチェックは、おおよその指示が得られているかのみ分かりますが、誤差がどれくらいあるかは、分かりません

そこで、実際に結露を目で見て、確かめられる機器は、信頼性があります。

このような機器は、

1) イスズ式露点計 - Dewcup(デューカップ)と、

2) 浜田式露点計

の2つが、製品として有ります

 

現在、浜田式は製造終了となっておりますので、イスズ式露点計 通称:Dewcup(デューカップ)のみとなります

 

↓これが「イスズ式露点計」 通称:Dewcup(デューカップ)です

 

 

現場での唯一の手間は、無水エタノールとドライアイスを用意することです

 

弊社の製品では、DC型空気露点検測器、Model:DC-SとDC-H、となっております

 

本体はオプションを入れても15万円程度のものですので、露点計を使用されている会社は、社内で1台所有して使い回しすれば安心です

 

↓写真は、簡単に正確に測れるよう、弊社が考えた付属品です

 

計測方法は、YouTubeにアップしておりますので、参考にして下さい

 

こちらをご覧下さい ↓

別記事も参照して下さい → 「まだまだ健在、イスズ式露点計 - Dewcup(デューカップ)」

 

計測担当、Kon | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする